あなたへのエール

二宮幸雄さん

Profile 二宮幸雄さん

1940年、神奈川県横浜市生まれ。東京神学大学で6年間学び、阿佐ヶ谷の教会で2年間の研修を経て、78年正式な牧師として勝田教会に就任。布教活動のほか、保育園の経営にも携わる。糖尿病を患い、2005年に血液透析を導入。現在は常陸大宮のチャペルで、奥様のめぐみさんと教会の活動を続けている。

掲載 うみ 2013年 vol.14

ギャラリーのページヘ

二宮幸雄さんへ 奥様 めぐみさんから

「いい夫婦 今はどうでもいい夫婦」という川柳入賞作をテレビで紹介していましたが、私たち夫婦も結婚して36年、知り合ってから40年が経ちました。ある意味、あたっている面もあるでしょう。しかし、私たちは同じ使命に生きてきた「同志愛」にあふれているかもしれません。(笑)   事実、幸雄さんが病気をおして日曜日の礼拝説教をしますと「今日は幸雄先生がお元気で良かった」との常陸大宮チャペルメンバーの声をききます。そして、自他共に認めていますのが、「生きていること自体が奇跡だ!」ということです。長年かかりつけの眼科医からも、2ヶ月毎の検診で「よく生きているね」とも言われています。

しかし病を抱え、痛みに苛まれて生きているのには、「生かされている」という側面があるのかもしれません。生きていたくても命を絶たれる人がある一方で、耐え難い痛みの中で「早く天国に移されたい」と願いつつも、その願いがきかれない幸雄さんのようなケースもあります。(特に、傍らにいる妻が「痛いの?ああ、そんなに、私のそばにいたいのね」と茶化すのは、ひどいかもしれません。)

けれども、私は切に願っています。「生きていてほしい。神さまが『幸雄、もぉいいよ』と召して下さるその時まで」。生きるのは、時に辛いかもしれません。しかし、命の限り、生きてほしいのです。

金婚式を迎えた夫婦の川柳に「こいつめがと喧嘩しいしい50年」というのがありました。これからも、私たち、喧嘩しいしいでもいい、賑やかに過ごしましょうね。

ギャラリーの一覧ページへ

透析を受けている方のためのライフスタイル誌 うみ