「つばめ」に乗って快適な九州の旅へ

掲載:2011年 秋 vol.08

「つばめ」に乗って快適な九州の旅へ

平成23年3月12日、九州新幹線(鹿児島ルート)博多〜新八代間が改行しました。
博多〜鹿児島中央間の所要時分は最速1時間19分に短縮され、山陽新幹線との相互直通運転も実現。
真っ白な流線型の車両が九州の大地を走り抜けています。
九州の旅は桁違いに便利になったといえるでしょう。
超特急ならではのスマートなフォルムに、和の落ち着きを感じさせるインテリアの新しい新幹線に会いに出かけてみませんか。

博多から鹿児島へ・・・・・・。
「つばめ」が駆け抜ける沿線には、
魅力的なスポットがいっぱいです。

[ 博多駅 ]
池泉回遊式日本庭園は必見! 楽水園

池泉回遊式日本庭園で、明治39年(1906)に、博多商人だった下澤善右衛門親正によって別荘として造られました。楽水とは親正の雅号だったのです。博多塀で囲まれた庭園内には四季折々の花が咲き、自然石を配した滝や、水琴窟が奏でる水滴の繊細な音色が心を和ませてくれます。また楽水庵などの茶室では茶庭を眺めながら抹茶をいただくこともできます。

庭園を囲むのは焼石や焼瓦を使った博多塀。

庭園を囲むのは焼石や焼瓦を使った博多塀。

木漏れ日が静寂を感じさせます。

木漏れ日が静寂を感じさせます。

[ 久留米駅 ]
久留米藩主・有馬氏の菩提寺となった名刹 梅林寺

臨済宗妙心寺派を代表する修行道場として知られる古刹で、かつては久留米藩主・有馬氏の菩提寺としても知られていました。本堂の正面には浮き彫りの扉のある唐門がそびえ、境内には歴代藩主の霊廟や墓塔が風格のあるたたずまいを見せています。絹けん本ぽ ん著ちゃく色しょく釈迦三尊像(重要文化財)のほか、尾形光琳筆の富士山の図、長谷川等伯の屏風などの寺宝も多数。隣接する外苑では、その名の通り梅花が風情を競っています。

古刹らしい格式の高さを感じるたたずまい

古刹らしい格式の高さを感じるたたずまい。

外苑を彩る色とりどりの梅林。

外苑を彩る色とりどりの梅林。

[ 新大牟田駅 ]
カルタを生み出した文化や歴史を紹介
大牟田市立三池カルタ・歴史資料館

カルタはポルトガルからの影響を受け、16世紀末頃に筑後の三池地方で作り始められたといわれています。資料館では歌カルタや、当時の世相を反映したいろはカルタなど、さらに市内の古墳から出土した副葬品や甕棺、三池藩時代の古文書など、郷土の歴史を物語る数々の貴重な資料を展示しています。

宮中の雅を伝える歌カルタ

宮中の雅を伝える歌カルタ

カルタを生み出した文化をわかりやすく展示。

カルタを生み出した文化をわかりやすく展示。
(写真:大牟田市立三池カルタ・歴史資料館提供)

[ 熊本駅 ]
加藤清正によって築かれた日本三名城 熊本城

姫路城、名古屋城と並んで日本三名城に数えられる威風堂々とした名城で、まさしく熊本のシンボルといっても過言ではないでしょう。城は慶長12年(1607)に加藤清正によって築城されました。明治10年(1877)の西南戦争の際には薩摩軍を相手に50日間も籠城しましたが、その後、原因不明の失火によって天守閣など本丸中心部が焼失してしまったのです。今は現存する宇土櫓や不あ かずのもん開門、長塀など、さらに昭和35年(1960)に再建された天守閣を見学することができます。

圧倒的な存在感と重厚感を感じさせる熊本のシンボル

圧倒的な存在感と重厚感を感じさせる熊本のシンボル。(熊本県提供)

熊本市街のいたるところから城の威容を見ることができます

熊本市街のいたるところから城の威容を見ることができます。

自然の地形をうまく利用したまさしく難攻不落の城

自然の地形をうまく利用したまさしく難攻不落の城。(熊本県提供)

[ 熊本駅 ]
見渡す限りの草原で寝ころんでみませんか? 阿蘇

東西18km、南北24km、そして周囲は128kmと、世界でも有数の巨大なカルデラの中に、緑をたたえた5つの峰が並んでいます。今でも火山として活動中で噴煙を上げる中岳、大きな火口跡が残された烏帽子岳などは、人間にはとうてい及ばない大自然の偉大な力を感じさせてくれます。そして麓に広がる草原では馬たちがのんびりと草を食んでいます。あまりにも雄大な阿蘇を遊び尽くすには数ヵ月の時間が必要かも知れません。忙しい人もほんの数日、あるは数時間でも、大自然の息吹に触れることで、心も体もリフレッシュできるはずです。

草千里ケ浜は直径約1kmの草原で、もとは火口でした。池は馬や牛たちの水飲み場となっています。

草千里ケ浜は直径約1kmの草原で、もとは火口でした。池は馬や牛たちの水飲み場となっています。

阿蘇の神様、健たけ磐いわ龍たつの命みことが、お米を収穫したときに積んだと伝えられる米塚。

阿蘇の神様、健たけ磐いわ龍たつの命みことが、お米を収穫したときに積んだと伝えられる米塚。

日の出前、カルデラ全体を覆う朝靄から阿蘇の5つの峰が顔を出します。

日の出前、カルデラ全体を覆う朝靄から阿蘇の5つの峰が顔を出します。(阿蘇写真全て:熊本県提供)

[ 新八代駅 ]
秋の川の水はちょっと冷たいのですが... 球磨川下り

球磨川下りは、江戸時代には相良藩の参勤交代にも使われたという伝統があり、そして急峻な山々に囲まれた球磨地方では貴重な交通手段でした。今でも変わらない風情を残した小舟で川下りを楽しめます。人吉発船場から渡までの清流コースと、渡から球泉洞までの急流コースがありますが、どちらも所要時間は約90分。コースには48もの瀬が待ち受けていて、それぞれにユニークな名前が付けられています。肌寒い日には少し厚めの上着を用意してチャレンジしてみてください。

いくつもの瀬を乗り切るスリルがたまらない急流コースで、川下りの醍醐味を満喫!

いくつもの瀬を乗り切るスリルがたまらない急流コースで、川下りの醍醐味を満喫!(熊本県提供)

[ 鹿児島中央駅 ]
海に浮かぶ雄大な火山は迫力満点です 桜島

白い噴煙を上げる桜島はまさしく鹿児島の象徴といえるでしょう。錦江湾に浮かぶ火山は美しくもあり、また現在でも白い噴煙を上げている火山としての荒々しさも感じさせてくれます。鹿児島市街から桜島まではフェリーで15分ほどですから、市内でレンタカーを借りて気軽に火山ドライブを楽しむこともできます。島を1周しても38km、大正3年(1914)の爆発で大隅半島とつながったおかげで、桜島口から半島へと向かうこともできます。いずれにしても雄大な景色を眺めながらのんびりと、それが桜島を楽しむ秘訣といえそうです。

鹿児島市街から望む雄大な桜島。

鹿児島市街から望む雄大な桜島。

夕暮れ時の桜島の姿もロマンチックです。

夕暮れ時の桜島の姿もロマンチックです。

鹿児島では、この地の英雄である西郷隆盛銅像の見学も。

鹿児島では、この地の英雄である西郷隆盛銅像の見学も。(社団法人 鹿児島県観光連盟提供)

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