ご家族もお友達も一緒にいただけるレストラン・シェフが考えた透析レシピ

掲載:2011年 春 vol.06

透析レシピ

楽しく、おいしい、ひとときを

家族や友達と一緒にワイワイ・ガヤガヤ、
コミュニケーションを取りながらいただく食事は楽しさが調味料!
料理の味も豊かになるから不思議です。


監修 蒲池 桂子さん
女子栄養大学栄養クリニック主任・管理栄養士
和食板長 渡邉 実 さん
レストラン アラスカ プレスセンター店

透析レシピ 2

かぶの甘酢漬け

紅白の彩りが美しいおつけもの。
切りかたや隠し味といったちょっとした工夫で豊かなバリエーションを楽しめます。

かぶの甘酢漬け
  • 材料(4人分)
  • かぶ(大)2個
  • 赤かぶ1個
  • 柚子1/2個
  • レモン1/2個
  • 鷹の爪2本
  • クコの実少々
[A]
  • 1,440cc
  • 30g
  • 昆布5cm
[B]
  • 600cc
  • 400cc
  • 砂糖250g
  • 昆布10cm
作り方
  • 菊花かぶ:かぶ(大1個)の皮をむき、厚さ3cmの輪切りにする。両端に箸を置いて(下まで包丁が通らないようにするため)格子状に細かく切り目を入れる。
  • 千枚かぶ:かぶ(大1/2個)と赤かぶ(1/2個)をスライサーで薄くスライスする。
  • 拍子木かぶ:かぶ(大1/2個)と赤かぶ(1/2個)を棒状に切る。
  • [A]に1.2.3を2時間漬ける。
  • 菊花かぶには、湯通しした刻み柚子、千枚かぶにはスライスレモン、拍子木かぶには刻んだ鷹の爪を入れ、それぞれ別の容器で[B]の甘酢に漬ける。
ワンポイントアドバイス

板前からのアドバイス
2時間くらい漬ければ食べられます。赤かぶは皮も一緒に1〜 2週間漬けると、鮮やかな赤色に染まります。柚子、レモン、鷹の爪など、容器を分けて漬けましょう。柚子は湯通ししてから入れます。

管理栄養士からの一言
かぶを漬物にするときに、切り方を変えることで食感や風味の深みが違ってきます。ゆずやレモンなど香味を加えると、食卓が楽しくなります。柑橘系の風味は、塩分控えめでもおいしく召し上がっていただくことができます。

栄養成分
  • エネルギー
    7kcal
  • タンパク質
    0.2g
  • 脂質
    0g
  • カリウム
    75mg
  • カルシウム
    8mg
  • リン
    8mg
  • 食物繊維
    0.5g
  • 食塩
    0g

日本の伝統野菜 かぶをおいしく

 春の七草のすずなはかぶのこと。形が鈴に似ていることからそう呼ばれるようになりました。一年中出回っていますが、冬から春にかけて旬を迎えます。
 かぶは、しっとりしてきめ細やかな触感と、ほのかな甘味が特徴です。葉がみずみずしく色鮮やか、ヒゲ根は少なく、肌に艶がありパンと張った重量感のあるものを選びましょう。
 和、洋、中華と幅広く利用されていますが、一般的に小かぶは一夜漬けや汁の実に、中かぶは漬物、煮物、三杯酢に、大かぶは風呂吹きや千枚漬けに使われています。
 保存は、葉が根の水分を吸い上げてしまうので、葉を切り落とし、別々に保存します。葉はカリウムが高いので、湯でこぼしてから使いましょう。

ページトップへ