ご家族もお友達も一緒にいただけるレストラン・シェフが考えた透析レシピ

掲載:2010年 春 vol.03

透析レシピ

ハーブを使った彩りイタリアン

香りや薬効だけでなく塩分を抑える効果もあるハーブ。
食卓に添えれば春らしい彩りが生まれます。

監修 蒲池 桂子
女子栄養大学栄養クリニック主任・管理栄養士

透析レシピ 1

アクアパッツァ手打ちフェットチーネを添えて

蒸し煮にした鯛の旨味が凝縮された贅沢なアクアパッツァ。
ハーブの香りが、素材のおいしさを引き出します。

アクアパッツァ手打ちフェットチーネを添えて
アクアパッツァ
  • 材料(4人分)
  • 真鯛(尾頭付き500g)1尾
  • ドライトマト10g
  • ミニトマト8個(64g)
  • ニンニク4g
  • イタリアンパセリ5g
  • 200cc
  • 4g
  • コショウ少々
  • オリーブ油30cc
フェットチーネ
  • 強力粉125g
  • 1個(80g)
  • オリーブ油15cc
アクアパッツァの作り方
  • 鯛の内臓、エラ、ウロコを取り除き、きれいに水洗いする。
  • オリーブ油を熱した鍋に、つぶしたニンニク、ドライトマトのみじん切り、ミニトマト、パセリのみじん切り、鯛、塩、水を入れ、蓋をして15分ほど弱火で蒸し煮にする。
フェットチーネの作り方
  • ボウルに強力粉と卵を入れ混ぜ合わせ、ひとまとめにしたら、台の上に打ち粉をしながら10分ほど練っていく。
  • 耳たぶぐらいの硬さになったら、生地を丸めてラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
  • 打ち粉をした台の上に生地をおき、麺棒で横幅30cmぐらいに薄くのばしていく。
  • 生地を端からたたむように丸め、6〜7mm幅に切っていく。
  • 沸騰したお湯に生パスタを入れ、3〜4分ほどゆでる。
    ザルにあけ、オリーブ油で和える。
ワンポイントアドバイス

管理栄養士からの一言
アクアパッツァのスープには、リンやカリウムが多く含まれているので、気にしている方はスープを少なめに。

シェフからのアドバイス
鯛は弱火で蒸してふわっと仕上げるのがポイント。スズキなどの白身魚を使ってもおいしく仕上がります。

栄養成分
  • エネルギー
    320kcal
  • タンパク質
    19.6g
  • 脂質
    15.4g
  • カリウム
    388mg
  • カルシウム
    29mg
  • リン
    207mg
  • 食物繊維
    1.1g
  • 食塩
    0.6g

ハーブを上手に活用して楽しい食卓を

ハーブや香味野菜は、少しの量でも食事のアクセントになり、上手に活用すると無理なく塩分を抑え、マンネリ化しやすい食卓に変化をつけてくれます。ハーブの効能も見逃せません。例えば、バジルには抗酸化作用や殺菌作用、咳止め、鎮静効果などがあるとされます。イタリアンパセリは老化防止に役立つビタミンCとカロテンを多く含み、食欲を増進させ胃の粘膜を保護する役割があるといわれています。また香味野菜の中でもニンニクは、アメリカ国立がん研究所が推奨する炎症を抑える抗酸化作用の強い食品として重要視されています。上手に活用すれば、味の面でも栄養の面でも食卓が充実しそうです。

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