掲載:2010年 春 vol.03

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医療現場で感じる思いを
音楽で伝える
「ハートフルホスピタル」

ひとりの人間として感じる
いろいろな思いを伝えたいから
医療現場で心に響く思いや言葉を歌にする

インストアライブやライブイベントにも積極的に参加。
当初は病院や老人ホームなどでのライブ活動が中心でしたが、「移植医療への関心を高めたい」と、インストアライブやライブイベントにも積極的に参加。

 「ハートフルホスピタル」は医療関係者を中心に結成された医療系バンドです。
 作詞作曲のすべてを手がけるリーダーの赤澤貴洋さんは、名古屋市にある名城病院腎臓内科の医師。「医療は命を扱うサービス業であるべき」と考え、シャントPTA(経皮的血管形成術)の手術の際、患者さんの苦痛を和らげるために患者さんの好きな音楽を流す試みを行ってきました。赤澤さん自身、中学時代からバンド活動を行い、音楽が身近にあったことがきっかけでした。

これまでCD3枚を発売したほか、病院や老人保健施設などで、年間約60本ものライブを行っています。。
これまでCD3枚を発売したほか、病院や老人保健施設などで、年間約60本ものライブを行っています。メンバーは全員が医療系従事者。CDの売り上げは臓器移植ネットワークなどの医療財団に寄付されます。
(写真右から2人目が赤澤さん)

 バンド活動もその延長でスタートしたもの。「医療現場で患者さんと家族を身近に見てきて、心に響く思いや言葉がたくさんありました。それを忘れたくなくて、ノートに書きとめていたものを音楽にしたんです」。
 2枚目のCD『永い二人だから』は、赤澤さんが出会った老夫婦を歌ったラブソング。末期がんで余命1ヵ月を宣告された透析患者の夫を、最期まで献身的に看病する妻の姿に、他人には推し量ることのできない夫婦の絆の深さを感じ、歌にしました。ライブでは、自らの姿を老夫婦に重ねて、あるいは家族愛の温かさを感じて涙を流す人も多い名曲となっています。
 「医師である以前に、ひとりの人間として感じるいろいろな思いがあります。その思いを音楽を通して伝えることで、患者さんや家族を支えられれば」。赤澤さんが伝えたい思いは尽きません。

注文・問い合わせ先

ハートフルホスピタル事務局
愛知県名古屋市中区丸の内1-14-31-708 TEL&FAX:052-222-1617

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