色えんぴつで簡単、楽しく、おでかけスケッチ

掲載:2010年 夏 vol.04

おでかけスケッチ

描こうと思ったときにすぐに描け、使い方によっていろいろな表現ができる色えんぴつ。コンパクトなのでカバンに入れてもかさばらず、後片付けも簡単なので持ち歩きにも便利です。
コツさえつかめば、身近にある風景も手早く描けるようになります。

Step2

遠近感を出してみよう

 遠近感をうまく出すことができると、絵にぐっと奥行きが出ます。
 遠近感は、遠くのものを小さくぼかし、近くのものを大きく濃く描いたり、道や建物など平行な直線を斜めに入れることで表現することができます。
 また左の絵では水彩色えんぴつを使い、色を塗ったあと、面積の広い海やビーチパラソル、タイルに、筆で水を加えています。水を加えることで水彩絵の具のような混色が楽しめるほか、透明感が生まれます。

陰影をつけるハッチングテクニック
Point 4
近くは濃くはっきり、遠くは薄くぼかして

近くは濃くはっきり、遠くは薄くぼかして
離れた場所にある木の葉は、強弱の線で適度にぼかして。陰にこげ茶を入れると立体的に。


Point 5
斜めの線が奥行きを出す

斜めの線が奥行きを出す
真上から見ると正方形のタイルも、自分から離れた場所にあると菱形に見えます。斜めの線を入れることでその距離感が生まれ、空間にも奥行きが出ます。

Point 6
光と影を強弱で描き分ける

光と影を強弱で描き分ける
光が当たる部分は弱く、陰となる部分を強く描くと、物に立体感が生まれます。

Point 7
水彩色えんぴつで表現のバリエーションアップ

水彩色えんぴつで表現のバリエーションアップ
そのままで描くドライのほか、水筆で水を足すことで水彩画のようなタッチを楽しめる水彩色えんぴつ。水をどのように加えるかで、仕上がりのイメージも変わります。

Step3

いろいろなものを描いてみよう

 スケッチの題材になるのは風景だけではありません。例えばよく行くカフェのランチ。
 料理が出てきたらペンで素早く輪郭だけをスケッチし、あとで色をつけていきます。色をつけていると、料理の味の記憶がよみがえってきて、おいしさも2度味わえます。右の2枚の絵は同じカフェで描いたものですが、題材を何にするかでまったく違う作品に仕上がるのもスケッチのおもしろいところです。

いろいろなものを描いてみよう
Point 8
ペンを使って描いてみる

ペンの線で下描きすると違った味わいに。ペンはにじみにくい水性顔料がおすすめ。


Point 9
空間の一部分を切り取って描く

スケッチは目に見えるままを描く必要はありません。主役を決めたら不要なところを省き、必要な空間を抽出します。


Point 10
仕上げに文字を入れてみる

仕上げに文字を入れてみる
文字を入れると、その場の雰囲気が見ている人にも伝わってきます。文字はポイントに使った色やペンで入れるとじゃまになりません。

おでかけする杉原さんのカバンの中には、いつも水彩色えんぴつと水筆、ペン、鉛筆、スケッチブックが入っています。

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