色えんぴつで簡単、楽しく、おでかけスケッチ

掲載:2010年 夏 vol.04

おでかけスケッチ

描こうと思ったときにすぐに描け、使い方によっていろいろな表現ができる色えんぴつ。コンパクトなのでカバンに入れてもかさばらず、後片付けも簡単なので持ち歩きにも便利です。
コツさえつかめば、身近にある風景も手早く描けるようになります。

講師 杉原 美由樹さん

講師 杉原 美由樹さん
日本航空国際線勤務を経て、「atelier AQUAIR」(meyoukey-s.com)主宰。旅先スケッチ教室講師として活動する傍ら、雑誌や本のイラストも担当。8月から銀座、箱根やまぼうしワークショップ開催。

『はじめてさんのおうちで水彩色鉛筆レッスン』

7月中旬に“はじめてさんシリーズ” 3冊目となる『はじめてさんのおうちで水彩色鉛筆レッスン』(マール社)を発売。

 暑中見舞いや残暑見舞い、旅先や避暑地から送る便り・・・。夏は友達や家族にはがきを書く機会が増える季節です。絵はがきに言葉をしたためるのもいいけれど、旅先で見た心に残る風景を絵にして送ることができたら、どんなに素敵なことでしょう。
 まわりを見渡せば、旅先だけでなく、自宅の庭先や近所の公園、日常のちょっとした空間にも、スケッチの題材はあふれています。
 「絵を描こうとすると、ものをじっくりと見ようとするので、強く印象に残ります。絵日記感覚で毎日描いていると、いろいろな発見がありますよ」とスケッチ教室の講師も務める杉原美由樹さんは語ります。
 用意するのは色えんぴつと紙だけ。できあがった作品をそのまま送るもよし。スキャナーでパソコンに取り込み、印刷してはがきにすれば、大勢の人にも送れます。さっそく色えんぴつをカバンに入れて、身近な風景から描き始めてみませんか?

Point 1
陰影をつけるハッチングテクニック

ハッチングとは陰影をつける線のこと。ラウンド、ストレート、さらに強弱をつけることで、いろいろな表情を出すことができます。
陰影をつけるハッチングテクニック

Step1

風景を描いてみよう

 風景を描くときには、強調したいところを強く濃い色にしてメリハリをつけます。
 下の絵の場合、主役となるヨットの青は濃く、背景となる海や空は淡く入れます。
 また、雲が浮かぶ空はラウンドハッチングで描くとふんわりと、海はストレートハッチングで描くと穏やかな表情に。使用した色えんぴつは3色だけですが、濃淡を使い分け、さらに異なる色を重ねて塗ることで色に深みが出ます。

陰影をつけるハッチングテクニック
Point 2
色えんぴつは24色以上がおすすめ

色えんぴつは24色以上を選ぶと、たいていの色をカバーできます。ない色は、複数の色を重ね塗りして作ることができます。


Point 3
同じ色でも筆圧でこんな変わる!

同じ色でも筆圧でこんな変わる!
強い筆圧で塗ると、色えんぴつでもこんなに濃い色を出すことができます。淡い色から濃い色まで、筆圧の強弱を使いこなすことで表現の幅はより広がります。

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