年末年始、思い出を残す デジカメ写真テクニック

掲載:2009年 冬 vol.02

ホビー

家族で集まったり、旅行に出かけたり、写真を撮る機会の多い季節です。よ〜し、と撮影はしたものの、なんかイメージと違う?ということもよくあります。ワンランクアップのデジタルカメラ・テクを教えてもらいましょう。

最新のカメラは高機能で、失敗写真を撮ることの方が難しくなりました。しかし「ワンランク上の写真」を撮るとなると機械任せではいけません。
カメラができないことは、構図とシャッターチャンスです。それをものにするための第一歩が「自分が動く」ということ。カメラを構えそのままシャッターを切るのではなく、カメラアングルを考え、距離を見て構図を判断します。自分が動き、レンズの特性を生かしましょう。
広角レンズは被写体が小さくなりがちなので、一歩前に出て背景を生かした構成を心掛けます。望遠はピント合わせが難しくカメラぶれを起こしやすいですが、被写体を背景から分離させ浮き上がらせる効果があります。基本は、自分が動いて対象のおもしろさや美しさを引き出すようにしてください。

Point1

カメラぶれに気をつけよう!

一番多い失敗がカメラぶれ。せっかくのシャッターチャンスが台無しになったことのある人もいるはず。カメラに手ぶれ補正機能がついていても、もうひとつ、ちょっと工夫することでカメラぶれは防げます。

付近に肘をつけられるところがあれば、肘を固定してカメラぶれを防ぎましょう。カメラストラップを首にかけ前にピンと張るだけでもカメラは動きにくくなります。

望遠側で撮影すると離れたオシドリの表情をとらえることができますが、シャッタースピードが遅くなり、カメラぶれが起きやすくなります。

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Point2

被写体と同じ高さの目線で写そう!

低い位置のものを撮影するときに上から撮ると、背景が地面だけのぺったりとした写真になってしまいます。

低い姿勢をとって、被写体と同じ目線で撮影するようにしてみましょう。

背景に変化がついて、写真がぐっと生き生きします。

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Point3

立体的に写そう!

被写体が背景と一体化して、どうも立体感がでないという場合は、望遠側で撮影してみましょう。望遠を使うと、写る範囲が狭くなり、背景がぼけて、手前の犬が前面に浮き出てきて立体的な写真になります。

Point4

ポートレート-ストロボと露出補正

人物の後ろから光が差している逆光状態では、顔が影になってしまいます。帽子なども顔に影を作る原因です。
補助光として前から弱いストロボをたいてみると、背景もきれいに撮れ、顔も明るくなります。ただし、正面からのストロボ光は立体感に欠けた顔になりがちです。

ストロボを使わなくても露出補正で顔を明るくすることができます。プラス補正をすると背景はぼけて分からなくなりますが、顔の表情や質感に自然な描写が得られます。

絞りとシャッタースピード

写真は、シャッタースピードと絞りの関係で、その被写体を適正な明るさに表現してくれます。シャッタース ピードが速くなれば、光の量が減り、そのぶん絞りを開いて多くの光を取り入れるようにします。逆にシャッタースピードが遅くなれば、その代わりに光は多く入ってきますから、絞りを閉じて光の量を調整します。
絞ると背景までピントが合い、はっきり写ります。絞りを開けていくと、背景がぼけやすくなりますが、コンパクト系のデジカメだとこの効果はあまり発揮できません。背景をぼかしたいときは、望遠側で撮影することでぼけ味を出すことができます。

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