読者からの投稿コーナー

読者のみなさんから送っていただいた作品をご紹介します。

透析歴5年のY.T.さんから送っていただいた写真のなかから、雑誌版『うみ UMI』に掲載できなかった6点をご紹介。
(写真をクリックすると拡大します。)

桜猫村

【題名】 桜猫村

【講評】
情景に季節感を織り交ぜて、春ののどかな一コマを写しだしています。光線状態を見てみると猫は日影で背景は日なたといった、輝度差の大きな条件です。この場合両者をほどよく表現するのは難しいところですが、バランスよく露出が得られています。3匹の仕草のそれぞれの特徴がでたときがシャッターチャンスとなります。さらにタイミングを見計らって下さい。
桜猫村

【題名】 桜猫村

【講評】
カメラアングル、背景の桜の入れ具合、シャッターチャンスと三拍子そろった作品です。光線状態は順光線ですが、春の陽差しのためにやわらかく、陰影の差がさほど出ずに階調性のよい描写となりました。また、背景に見えるもう一匹の猫ちゃんの姿も見逃しませんでした。
桜猫村

【題名】 桜猫村

【講評】
タンポポの穂がおもちゃのように見えたのでしょうか。真剣な面持ちで見つめている姿に、どこか、あどけなさを感じます。また、手を振りかざしたところなどよいシャッターチャンスです。さらにカメラアングルを下げて猫ちゃんのまなざしが、カメラ目線になっていると臨場感が湧いてきます。
夏の終わりに

【題名】 夏の終わりに

【講評】
海水浴をしている人もいなくなり、盛夏の海は終わりを告げ、どことなく哀愁漂う情景を椰子の木と自分の影で印象づけました。大変構成力の優れた作品であり、アイディアがよいですね。光線状態がもっと傾く夕方の光で、黄昏色であればもっと「夏の終わり」を感じさせることができたでしょう。
舟の休日

【題名】 舟の休日

【講評】
舟の休日近場の漁をするための小舟が砂浜に置かれており、船体の影が印象深い作品です。そこで、この影をより強調するためには前景にもあるロープや柱の影を取り入れた方がよいでしょう。つまり、強調すべきところをさらに強調するにはどうしたらよいかを考えるわけです。また、その場の光を生かすことにはホワイトバランスをオートではなく「太陽」にすると良いでしょう。
潮騒

【題名】 潮騒

【講評】
寄せては返す砂浜の波は、思わぬものをプレゼントしてくれたみたいです。それに海の生き物は何と素晴らしい芸術家ではないですか。グラフィカルな形と色、そして白波が単調な砂浜に旋律を奏でているかのようですね。また、カメラアングルを低くすることで奥行き強調することができました。
入江 進
講評 入江 進カメラマン
日本写真家協会会員。日本リアリズム写真集団会員。現代写真研究所講師、中央工学校『新・風景写真塾』講師。風景写真作家グループ「写談・撮んぼ」を指導。インプレスジャパン『デジタルカメラ・マガジン』各誌で執筆。
著書:学習研究社『デジタル一眼レフではじめる新風景撮影術』『CAPA』他多数。

過去の投稿

K.Y.さんからの投稿
掲載2011年 秋 vol.08
Y.K.さんからの投稿
掲載2011年 夏 vol.07
A.O.さんからの投稿
掲載2011年 春 vol.06
Y.O.さんからの投稿
掲載2010年 冬 vol.05

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