
2010年8月22日(日)の「透析食レシピ クッキング&セミナー」は、青森市の「アピオあおもり」で開催されました。参加者は合計46名で、早起きをして、八戸から3時間かけてお越しいただいた患者さんもいらっしゃいました。今回、地元の食材を使って調理したレシピは、「青森県産米『まっしぐら』を使った豆ごはん」、そして「青森県産ホタテと人参のサラダ」の2品で、第1回バイエル・レシピコンテスト応募作品からは、「豆腐のくずたたき小鍋仕立て」と「みかんカップゼリー」の2品が選ばれ、あわせて4品を約1時間30分で完成させました。
医療法人社団クロース・トゥ・ユーESTクリニック 栄養部栄養士の小田桐智代先生からは、しっかりカリウムを抜くための野菜の下ごしらえの仕方や缶詰食材の使い方、そしてたんぱく質の摂取量について詳しくアドバイスがありました。また、透析患者さんが1日当たりの目安として摂取する食事の栄養価と、当日調理した献立の栄養価についてご説明があり、1日全体の食事をどのようにバランスよく摂ったらよいのか、改めて患者さんやご家族に考えていただく機会となりました。
医療法人社団クロース・トゥ・ユーESTクリニック2 院長の工藤誠治先生からは「透析療法と食事療法」と題したご講演があり、参加者の方々との質問のやり取りをされながら、慢性腎臓病、食事療法・減塩、食事療法・低たんぱく療法、そして高リン血症と低栄養についてお話がありました。減塩を心がけ、低たんぱく療法を意識しながらも、バランス良くしっかり食べて、十分な透析をすることが大切であるとのお話を受けて、会場では、レシピを見ながら、食材の分量を確認している方が多くいらっしゃいました。
参加者には、多くの栄養士や看護師の方々が含まれ、「実際に患者さんやご家族が熱心に先生の講演でメモを取り、一生懸命、調理する姿を見られたのがうれしかった」、「患者さんがどんなことに疑問を持ち、どのようなサポートを望まれているのか知るきっかけとなった」という声も聞かれ、患者さんや医療従事者の方々との交流の場ともいえる会となりました。



